第11回審査会の様子をご紹介します
審査会では、応募者の名前を伏せた上で床に絵画を並べ、すべての作品を審査します。
審査でたいせつにしているのは「落とすのではなく、上にあげる」こと。
9月下旬、審査員がひとりでも推薦すれば残すという方法を繰り返し、話し合いを重ねることで受賞作品を決めていきました。
今年は、低学年のお子さんのクオリティの高い作品を多く目にしました。
高学年に引けを取らないレベルの作品を前に、審査員からも驚きの声が上がりました。
惜しくも賞に選ばれなかった作品に対しても「構図がいいよね」「伸び伸びとした線が素晴らしい」「将来性がある」といった言葉が出ていたことも印象的でした。
このコンクールは、たくさんのアンバサダーのみなさんにご協力をいただいています。
応募情報の入力やスキャン作業をはじめ、審査会の運営や絵画展の準備まで、アンバサダーさんのお力なくしては成り立たないのです。
今年はコンクールを卒業していったお子さんにもはじめてご参加いただきました。形をかえてコンクールに関わっていただけることは、私たちにとってもうれしいことです。
応募してくださるお子さんはもちろん、審査員の先生方、アンバサダーのみなさんによって支えられている世田谷児童絵画コンクールです。
審査会を終えた先生方にコメントをいただきました。子どもたちの絵に真正面から向き合っている姿をぜひご覧ください。
\10月21日(月)から『ぼくの町、私の好きな場所、絵画展』がはじまります/
駒沢住宅・ギャラリー櫟で、受賞作品を含むすべての応募作品を展示します。
惜しくも賞には選ばれなかった作品も、子どもたちの「好き」や「楽しい」といった気持ちがあふれ、ちいさな眼差しが見つめるものにはっとさせられるものばかりです。
多くの方に見ていただきたい作品ばかりです。ぜひ会場まで足をお運びください。
ぼくの町、私の好きな場所、絵画展