10月20日(日)駒沢住宅・ギャラリー櫟で、第11回世田谷児童絵画コンクールの表彰式を開催しました。
応募総数259点のなかから選ばれた最優秀賞から入選のみなさんに、賞状と賞品を授与しました。

世田谷児童絵画コンクールの表彰式は、作品を描いたお子さんと実際に会い、絵について語り合う場でもあります。
この日を心待ちにしていた審査員の先生方は、「あなたに会いたかったよ！」「絵について教えて！」と語りかけます。子どもたちから思いもよらない言葉が出るたび、審査員の先生も笑顔になりました。

表彰式ではプレゼンターとして、絵画コンクールOB・OGの代表も登場しました。少しはにかみながら、しっかりと役目を果たしている姿に、会場全体があたたかな雰囲気に包まれます。

描かれた「好きな場所」に縁のある方にもお越しいただきました。
最優秀賞『色』で描かれた画材専門店・世界堂の島村様は、「受賞の知らせを聞いて感動するとともに励まされた」と。伊佐ホームズ賞や入選で描かれた瀬田・フラワーランドの沓澤様には、「実際の風景だけでなく、自分の中で何か発見したものが描かれていてワクワクした」と、それぞれ喜びの声をお聞かせいただきました。

世田谷区教育委員会の知久様も駆けつけてくださり、「審査員の先生が作品ひとつひとつに講評されているのが素晴らしく、子どもたちにもよい刺激になると思う」と、たいへん心強いお言葉をいただきました。

この日に表彰された作品を含むすべての応募作品を、駒沢住宅・ギャラリー櫟で展示しました（現在は終了）。
会期中、多くの方に足をお運びいただきありがとうございました。