サザエさん森へ行く2024:ツアーレポート

サザエさん森へ行く
植樹ツアーin秩父2024
ツアーレポート

2024年10月27日、埼玉県・秩父の森で「サザエさん森へ行く 植樹ツアーin秩父2024」を開催しました。
残念ながら秋晴れとはいかず、薄曇りで少し肌寒さを感じる気候ではありましたが、昨年を超える総勢130名のみなさまにご参加いただきました。

ポテくまくん、サザエさんと一緒に出発式

西武秩父駅では、秩父市の北堀市長と市のイメージキャラクター「ポテくまくん」がサザエさんと一緒に出迎えてくれました。みんなで「植樹がんばるぞー!エイエイオー!」のかけ声の後、バスに乗って秩父の山を目指しました。

緑のトンネルを抜けて植樹地へ

植樹地は、秩父の山の中にあります。バスを降りてから15分ほどかけて、歩いて向かいます。山道を登るのは少したいへんでしたが、周囲の風景を楽しみながら進んでいきました。

たくさんの苗木を植えました

今年は26種の苗木を約500本植樹しました。さまざまな種類を密に植えることで、森の多様性を実現し、森林再生へとつなげるのです。

この場所では3年前から植樹を行っています。昨年、一昨年と植えた苗木が成長し、大きくなった木々を見て感激されるお客様もいらっしゃいました。
そして、はじめて参加した時にはまだ赤ちゃんだったお子さんが7歳になり、今年は慣れた手つきで苗木を植えている姿も。苗木の成長と重ね合わされ、私たちスタッフにとっても大きな喜びとなりました。

サザエさん一家とハイタッチ!

植樹にはサザエさん一家もかけつけてくれました。すぐに子どもたちの輪ができます。

さあ、植樹もラストスパートです

苗木を植えた後は、冬の寒さをしのぐための稲わらをかぶせます。稲わらは保温するだけでなく最後は土にかえることで苗木を育ててくれるのです。

最後に、絵馬に森へのメッセージを記して苗木のそばにかけました。みなさんの願いが森に届くとよいですね。

森の中で“木の赤ちゃん”探し

東京農業大学 上原巌先生に森についてのお話しを聞いた後、どんぐりから芽を出した小さな木を見つけたり、思い思いに散策をしたり、全身で森を感じる時間となりました。

最新の木材加工技術を見学

ツアーのしめくくりは、五感拡張型クリエイティブ制作室「TATELab.(たてラボ)」へ。木材がふんだんに使われたラボは、木の温もりでいっぱいの場所でした。

ここでは、木工CNCルーター「ShopBot(ショップボット)」のデモンストレーションを見せていただきました。
ショップボットは、3Dデータを読み込ませて木材を削り出すというもの。デジタル技術を活用した新しい木材加工の現場に触れていただく機会となりました。

建物前の広場では、植樹地にかけたものと同じ絵馬にカラフルなスタンプを押してオリジナルの絵馬を作り、記念としてお持ち帰りいただきました。

「都市と森林をつなぐ、海と山をむすぶ」というコンセプトのもと、今年で10年目を迎えた植樹活動ですが、年々共感の輪が広がっていることを実感しています。
都市に住まう人々と木材の生産地である森がつながり、森林と私たちの生活が循環することを目指して、これからも植樹活動を続けてまいります。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

また来年お会いしましょう!

メディアなどでご紹介いただきました

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