3月26日(土)より始まります企画展「小説家・小川糸さんと考える、『これだけで、幸せ』展」の柱となった書籍の著者である、小説家・小川糸さんのプロフィールをご紹介いたします。また、展示中開催しますイベントにご協力くださいますオカズデザインさんのプロフィールもご案内いたします。
オカズデザインさんは、小川糸さんが長年交遊を深められてきた方々で、糸さんの人生になくてはならない存在とのこと。ものだけでなく人との交流について糸さんが思うこと、ぜひお話の会にご参加の上、お聞きになってください。
◎小川糸さん プロフィール
1973年生まれ。 2008年に発表した小説『食堂かたつむり』が映画化され、ベストセラーに。同書は 2011年イタリアのバンカレッラ賞を、 2013年フランスのウジェニー・ブラジエ小説賞をそれぞれ受賞。 主な著書に、『喋々喃々』『ファミリーツリー』『リボン』(すべてポプラ文庫)、『にじいろガーデン』(集英社)、ドラマ化された『つるかめ助産院』(集英社文庫)、『海へ、山へ、森へ、町へ』『たそがれビール』(幻冬舎文庫)、『あつあつを召し上がれ』(新潮文庫)などがある。
2015年自身の暮らし方を紹介する『これだけで、幸せ』(講談社)が発売となり、幅広い層の支持を集めている。
◎オカズデザインさん プロフィール
2000年に吉岡秀治(よしおか・ひではる)と吉岡知子(よしおか・ともこ)が結成したデザインと食のユニット。“時間がおいしくしてくれるもの”をテーマに、シンプルで普遍的なもの作りを目指し、書籍や広告のレシピ制作、器の開発、映画やドラマの料理監修など、多岐に渡る分野で活躍中。
2008年より東京都杉並区で器と料理の店「カモシカ」を月に一度オープンし、さまざまな器作家の展示と、食にまつわる企画を開催。2015年5月、かねてより親交を深めてきた方々が暮らす、岡山県蒜山高原の中和村に家を借りて、東京と岡山とを行き来する生活を始める。
主な著書に『マリネ』(主婦と生活社)、『豚ごはん』、小川糸さんとの共著『食堂かたつむりの料理』(ポプラ社)、『つくっておく、とっておく』(NHK出版刊)など。映像では、映画『食堂かたつむり』(2010年東宝)、TV連続テレビ小説『てっぱん』(2010年NHK)の料理を制作。