3月26日(土)、初日に開催いたしました小川糸さんのお話の会も盛況のうちに終了しました。お越し下さいましたみなさま、ありがとうございました。
糸さんは、ご自宅のリフォームを機に一生ものの北欧の家具に出会いました。
今展は、糸さん愛用の品のほか、北欧ヴィンテージ家具や照明器具も特別に販売致しております。
ヴィンテージの中でも北欧家具の黄金期と言われる1950年代から60年代を中心とした状態のよいものばかり。フィン・ユールやオーレ・ヴァンシャーなど、北欧デザインの巨匠たちが手がけた珠玉のラウンジチェアをはじめ、ダイニングチェア、サイドテーブルやチェストなどが一同に揃う、またとない機会なのです。
伊佐ホームズのインテリアコーディネートチームによるファブリックと合わせた提案にもご注目ください。
ラウンジチェア、チェスト、サイドテーブル(ソーイングテーブル)、そしてベッド、すべてヴィンテージ家具です。
左/オーレ・ヴァンシャーによる名作。羽毛を使ったクッションの座り心地を、ぜひ会場でお確かめください。
右/フィン・ユールによる、優美な曲線を描くアームが印象的なラウンジチェア。多くの建築家や北欧家具のファンに愛されています。
暮らしの中に1点加わるだけで、豊かな時間を過ごす事ができる。まさに糸さんの「これだけで」というコンセプトにふさわしい家具をスタッフが吟味いたしました。ギャラリーと展示室には、色あせない魅力を放つヴィンテージ家具を、キリムやキャンドルスタンド、クッションなどの上質な小物と一緒にスタイリングしています。こちらもお手に取っていただけます(一部、糸さんの私物あり)。
左/家具に合わせたラグは比較的薄手のキリムです。日本の住宅にも合わせやすい普遍的な文様と色合いのものをセレクトしています。
右/照明器具にもご注目を! ルイスポールセンの名作・PHランプの限定品、テーブルランプのカッパー(銅)仕上げも販売中です。
家具を探すときに不安なのは「ショールームだと、自宅で使う時のスケール感が湧かないのでは」ということ。でも住空間そのものが展示場である駒沢住宅は、その点で生活の場に取り入れたときの様子を想像しやすいのです。会期も比較的長いですから「あの椅子にまた座ってみたい」とか「あのテーブルのサイズを確かめてみたい」など、心にとまったアイテムがありましたら何度でもご来場ください。
家具との出会いはひとめ惚れもあれば、座り心地や使い心地を確かめながら魅力が増していく場合もあるもの。今回の展示が、すばらしい出会いのきっかけになればうれしいです。
ギャラリー櫟で小物をディスプレイしているサイドテーブルやシェルフも実は販売しています!
ただし今回展示しています家具は、ヴィンテージ家具ということもありまして、すべて一点ものです。気になるアイテムがありましたら、早めのご来場をおすすめいたします。暮らしのさまざまなシーンに取り入れられるアイテムと出会える機会。咲き始めた駒沢公園の桜を愛でつつ、ぜひ会場に足をお運びください。
協力/リビングデザインセンターOZONE・ノルディックフォルム
新・日本ぐらし 探求者たち60
小説家・小川糸さんと考える、『これだけで、幸せ』展
2016年3月26日(土)〜4月11日(月) 4月25日(月) 好評につき会期延長しました
10時30分〜17時30分
最終日は16時まで、水曜休廊
伊佐ホームズ株式会社 駒沢住宅 ギャラリー櫟